株式会社富士薬品とは

株式会社富士薬品とは、どんな企業でしょうか

株式会社富士薬品とは、埼玉県さいたま市大宮区に本社を置く、非上場の企業。

代表取締役を務める高柳家における同族経営企業である。

現在社員数は単体で約4000名を超え、関連会社として傘下にあるドラッグセイムスの店舗数は全国で750店舗を超える。

業界での位置づけ

富士薬品の主な事業は、プライベートブランドで展開する配置薬事業、製薬事業、薬局販売事業(屋号はセイムスが最多)となっており、年間売上高1400億円を超え、業界では10位~13位に位置する。

ドラッグストア業界の売上高でいうと、平成28年度で、5,000億円超えは4社あり、1位マツモトキヨシHD(5,300億円)、2位ウエルシアHD(5,280億円)、3位ツルハHD(5270億円)、4位サンドラッグ(5,037億円)。

富士薬品の位置づけは、平成28年は12位のクスリのアオキ(1,634億円)の次、クオール(1,250億円)の上ですが、富士薬品の場合には、製薬事業の売り上げも含まれますので、純粋なドラッグストア事業でのランキングのみでは、もう少し下がる可能性もあります。

本社は自社ビル?どんな場所?

本社所在地は、大宮ソニックシティのすぐ近くに本社ビルがあり、1Fは自社が運営するドラッグセイムスの店舗になっています。ソニックシティでイベントがある場合などは、近隣が大変混雑しているようですね。初めて足を運ぶ方で、大宮に土地勘がない場合には少し戸惑ってしまうので、早めに家を出るのが良いでしょう。

地元の有名企業でもあるため、駅からタクシーに乗る場合には「富士薬品本社まで」というと、たいていは現地までスムーズに運んでもらえるので、遠方からの商談にも大変便利です。もちろん、歩いても大宮駅から5分程度と好立地です。

富士薬品の大宮本社第二ビル

富士薬品の強味とは

ドラッグストア事業は、一般に薄利多売と言われる中で、同社の強みとしては、自社開発製品を配置薬として直接販売できるルートがあることで、直販ならではの高い収益率を誇っていることでも知られています。配置薬の担当社員の方が、遅くまで対応してくれるのは助かります。最近では、男性だけでなく女性の巡回担当の社員さんもいらっしゃるようです。

どんな製品を扱っているの?

主力の自社開発製品は、風邪薬の「ジキナ」は、ビタミンB2、B6製剤の「セイムビタン」と言われているが、実際には、胃薬、傷薬、目薬、湿布薬などなど、家庭において需要が発生しやすい一通りの商品展開がある。また、配置薬の特徴でもある定期巡回により顧客のニーズを的確に拾うことができる点から、それぞれの商品に対しても安価で手に入れやすいものから、やや高級志向(成分が強めで価格が高めのもの)など、顧客満足を得やすく、購買につながりやすい環境を整えていることも特徴の一つです。

一般に創薬の成功率は、3万分の一と言われており、製薬メーカーとしての事業展開がいかに難しいか、と考えると、開発から製造、流通までを一気通貫で行う富士薬品の業績が良いこともうなずけます。

今後の展開予想は?

コンビニや通販でも医薬品を入手できるようになったこの時代に、配置薬事業というと一見逆行するかのように感じてしまいますが、流通過程でタイムラグがなく、自社開発製品のため利益率も高く、顧客のニーズを直接拾って次の製品開発に生かしやすいという点からも、配置薬事業は今後も富士薬品の要であることは間違いないでしょう。